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いるの いないの [趣味(本)]

息子が1年生の時から始めた学校での朝の読み聞かせ。

早いもので息子は3月で卒業し、4月からは中学生。

私が仕事を始めてからは、一学期に一回ずつ娘のいる4年生と
息子のいる6年生の読み聞かせをしてきたけれど、
先日、6年生への最後の読み聞かせに行ってきた。

最後だしな~、どんな本読もうかな~、と迷った結果、

あんまり教訓めいたものや、いかにもお別れ、っていう本は
読みたくないな、と思い、私が選んだのは、怪談。

「最後に何読もうか迷ったけど、恐い本にしました~。」
と言うと、特に男子が大喜び。

「絵が見えないと怖くないから近くに寄ってね」、と言うと、
さささっと素早く私の真ん前まで寄って来てくれ、

「おい、電気消そうぜ!」と言って、さっとスイッチを消しに
行ったりなんかして、ムード作りにも余念がない。

そして読み始めると、みんな、し~ん、としてるけど、
すごくワクワクしてるのが伝わってきた。

そして最後のページを開いた時、

「キャー!!」と、女子が叫び、もう、ホント、期待以上の反応。


2冊目は、反対に楽しい本を読んだら、さっきの緊張がほぐれたからか、
いつも以上に反応良くて、大うけ。

そして、2~3分時間が余ったら、
「もう一回あの怖い本、見せて~」と男子が言うので、
最後の5ページくらいをもう一度読んでやった。

子供って、恐い本、好きなんだね~。


いるの いないの (怪談えほん3)

いるの いないの (怪談えほん3)




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サヨナラ、学校化社会 [趣味(本)]

朝日新聞の土曜日の「be」の中にある人生相談に、時々、回答者として
社会学者の上野千鶴子さんが出てくるんだけど、彼女の率直で的確な
回答を読むと、いつも溜飲が下がる思いがします。

同じ朝日新聞に紹介されていた、この本。
常日頃から、日本の学校教育に疑問を抱いてる私の興味を引くには
十分のタイトル。
早速、購入しました。

これまた、溜飲が下がる思いでした。

この本を、もっと多くの人達に読んでほしい。
そして日本の学校教育を変えていかなくちゃ、
良い方向には向かわないような気がします。

どこを読んでも共感できる内容だったけど、中でも私が
「その通り!」と思わず叫びそうになった箇所を抜粋します。


学校が分不相応に学校的価値を塀の外にまで垂れ流すべきではありません。
知育、徳育、体育などと言いますが、徳育も体育も、生活指導も心の教育も、
ましてや全人教育も、そんなものはやらなくていいから、ほんとうの知育だけを
やればいいのです。

知育という限定された場で、必要なスキルのトレーニングをやったらいい。
語学教育とかメディアリテラシーとか、望む人にはそれを与えればいい。
そうなれば学ぶがわに、茶髪がいようがピアスがいようが、妊婦がいようが
関係ありません。 全人教育なんて、学校が思い上るのもいいかげんにしろと
思います。


多くの高校では、アルバイトを禁止するのが通例ですが、私に言わせれば
言語道断です。 アルバイトこそは、彼らが学校でもなく、家庭でもなく、
社会という現実のきびしさに触れる最大の学習の機会です。 ここで不幸な
経験をしたとき、どのようにして自分を守るかということを、もし教えるとしたら、
それこそが学校と教師の役目であって、禁止することが学校の役目では
ありません。


サヨナラ、学校化社会 (ちくま文庫)

サヨナラ、学校化社会 (ちくま文庫)

  • 作者: 上野 千鶴子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: 文庫



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ニッポンには対話がない [趣味(本)]

今年度、学校理事になり、最初の理事会で制服の着用義務について
問題提議をしたところ、今月やっと話し合いの場が持たれることになった。

初回理事会では、前PTA会長から、いきなり猛反撃をくらい、
校長まで前PTA会長の肩を持つような発言をされ、半ば諦めていたけど、
今年度のPTA会長が中立の立場を保ってくれたお蔭で、この特別理事会が
実現することになった。

正直言って、制服賛成派が多数のこの小学校で、転勤族でいわばよそ者の私が
意見したところで、制服廃止という結論に達するということは、ないと思う。
だけど、私は、とにかく話し合うことに意義があると思っている。

毎年度末に学校に対するアンケートがあり、そこで毎年のように制服に関する意見を
書いているけれども、いつも答えは、「規律ある生活を送るためには制服着用が望ましい。」
というような回答。

私が制服に抵抗を感じる理由のひとつひとつには一切答えてくれていない。
それがとても不満だった。

制服の問題だけではなく、そのアンケートで私は他にもアイデアを出していたのに
それもよくわからない理由で却下された。

それは入学時に購入することになっている算数セットのこと。

1、2年生の時しか使わないし、購入時に、あの小さなおはじきや数え棒に
いちいち名前を書いたりシールをはったりするなんて、ばかばかしい。
学校の備品にしてしまえばいいと。

予算がないのなら、3年生以上の使わなくなった人たちから寄付してもらって
徐々に増やしていけばいい。

初回理事会では会計報告や予算案についての話し合いがあり、
そこで、前年度繰越金の額の大きさが問題になった。

使い道に困っているなら、この金額で人数分の算数セットを購入すればいい。
うちの学校は一学年一クラスの小規模校だから、可能だと思う。

そのことは、まだ理事会で発言してないけど、この特別理事会で言ってみようと思う。

せっかく、学校に関するアンケートをしても、こちらの意見に対して、一方的な回答で
幕引きをされるのは、納得がいかない。
きちんと話し合われるべきだ。

そんな思いを抱いている私の目に、新聞の本紹介にあった、
この「ニッポンには対話がない」というタイトルが飛び込んできた。

これは、元外交官でフィンランド教材作家という肩書の北川達夫氏と
劇作家であり演出家の平田オリザ氏との対談を収録したもの。

国際学習到達度調査(PISA)において、全教科で上位を独占している
フィンランドと、国際順位の低下が嘆かれる日本の、表現教育の違いについても
書かれてあり、とても興味深かった。



心に残った言葉の数々。


「いま、ニッポンに必要なのは、『対話』の発想を、家庭、学校、職場、地域の
 コミュニケーションに取り入れること。 そして、互いの違いを受け入れたうえで、
 対立を恐れずに話し合いを尽くし、問題に対処していく力を、ひとりひとりが育てていくこと。」


「『だめだと言われたからだめなんだ』と思う人間を育ててはいけない。
 もっともおそろしいのは、思考を停止させる教育。」


「対立や選択による痛みを通過して生まれる対話の場には、ほんとうのやさしさがある。」


「感性や価値観の違う者同士が、徹底的に議論をし尽くす。 それをいとわない習慣と
 精神的な体力が、日本人には不足している。」


「妥協することはマイナスではない。 互いの意見を衝突させて、前向きに『妥協点』を
 見出していくことこそ、対話の最高到達点。」





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「死の医学」への日記 [趣味(本)]

「永遠のゼロ」の巻末にあった参考資料の中に、柳田邦男の本が載っていたので、
彼の書いた特攻隊に関するその本を探していたら、それは見つからず、
代わりに見つけたのがこの本。

以前からターミナルケアに興味があり、ホスピスで働くことを希望し、
アメリカの大学看護勉強をしていたけど、結局、結婚するため日本へ帰り、
育児が一段落したところで、ヘルパー資格を取り、現在、訪問介護の仕事をしている、
ということもあって、私はこの「死の医学」という文字に興味を持った。

作者が関わった人々の、闘病、介護、緩和ケアへの取り組み、など、
ノンフィクションで綴られている。

作者あとがきの日付が1996年になっているから、もう15年前に書かれた本。

自分がどんな死を迎えるのか・・・
余命をどのように過ごしたいのか・・・
そのためにどう生きていくべきなのか・・・

あらためて、いろいろと考えさせられた。

誰にでも訪れる死。
それは突然訪れるかもしれない。
でももし、闘病の末に訪れるのだとしたら、
私はどこで誰に見守られてどのように衰え行く日々を過ごすことになるだろう。

安らかに逝けるだろうか。

そうありたい。

「死の医学」への日記

「死の医学」への日記




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特攻隊 [趣味(本)]

知り合いの紹介で「永遠のゼロ」と言う本を読みました。

第二次世界大戦時の戦闘機乗りのお話。

戦いに勝つためには命を惜しまず捧げることが正しい行いと
日本国民が信じていた、いや、信じさせられていた時代に、
生きて家族のもとに帰ることに執着した一人の兵士。
彼は高い操縦技術を持ち、幾多の危機を乗り越えて生きながらえてきたけど、
最後の最後に特攻隊として命を落としてしまうのです。

彼に関する事実が、戦地での彼を知る人々によって徐々に明かされていき、
最後に意外な事実が待っています。

切なかった。

けど、おもしろかった。


永遠の0 (ゼロ)

永遠の0 (ゼロ)





「永遠のゼロ」を読んで、特攻隊のことをもっと知りたいと思い、
返却のついでに、ちょっと探してみると、特攻隊員たちが突撃の前に
家族に宛てた手紙が載った本を見つけました。
本の最後に手紙を書いた特攻隊員たちの写真プロフィールがあり、
その写真と照らし合わせながら手紙を読みました。
胸が張り裂けそうになりました。
ほとんどが18歳~22歳前後の若者。
とても立派な文章を書いています。
だから余計に読んでいてつらくなります。

二度と若者を戦地におくるようなことをしてはいけない。
あの狂気の時代を繰り返さない為に、Noと言える日本人でありたい。


新装版 いつまでもいつまでもお元気で

新装版 いつまでもいつまでもお元気で

  • 作者: 知覧特攻平和会館
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2011/06/18
  • メディア: 単行本



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佐野洋子 追悼総特集 [趣味(本)]

昨年亡くなった、私の大好きな佐野洋子さんの未収録エッセイや、
過去に雑誌などに掲載された対談、そして佐野さんをよく知る友人たちによる
追悼文やエッセイが満載の、佐野ファン必読の一冊です。

元夫である谷川俊太郎氏と息子の広瀬弦氏の特別対談もあります。

未収録エッセイの中で、私の印象に残ったのが、
「私はダメな母親だった」というタイトルのもの。

感想文は得意ではないので、私の心をつかんだ箇所をいくつか抜粋します。

子供は親が育てるものではない。 自分で育っていくのだ。
そして親を育ててくれるものなのだ。
もしも私に子がいなかったら、そしてもし子があってもそれがいい子だったら、
私はとんでもなくイヤなやつのままでいたに違いない。
もしもいい子だったら、それは自分がいい賢い母親で、自分の教育の成果だと
勘違いをしていたかもしれない。


思春期に子供が荒れ狂った時、私は毎日泣いていた。
全部自分のせいだと思ったのである。
私は自分の生きてきた道すべてが、子供をそのようにしてしまったのだと思った。 
しかしある人は
「自分のせいだなんて思いあがるな、自分が子供にそんな影響力があるなどと 
 思うのは子供の魂への侮辱だと思う。 彼は今人間になろうとする混沌を生きているのだ。 
 彼をそんな弱い人間だと思うのは失礼というものだ。」 と言った。


ある時、ケロリとまともになってしまった。 それは、私が母親の愛をすべて
捧げつくしたからではなかった。 子供が、親以外に愛する他者を見つけたからである。


人は愛することで、人間としてまっとうになるのである。
(中略)私は、子どもが人を愛せる力を持てれば、それがすべてだと思う。
(中略)そのために私は何をしたか、なにもしなかった。 私はただ子供がかわいかっただけである。
愚かでみっともない母親をやっただけである。


この本の終わりに、龍晴巳氏が書いた佐野洋子主要ブックガイドというのがあって、
その中の「私はそうは思わない」というエッセイ集の解説で、こう書いていた。

こう言っては何だけれど、この融通のきかなさ、 上っ面でうまくあわせることができない頑なさに身の覚えのある人ほど、 佐野さんの本の愛読者(中毒者?)になるのではないか。

なるほど~。


佐野洋子〈追悼総特集〉 (文藝別冊)

佐野洋子〈追悼総特集〉 (文藝別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2011/04/14
  • メディア: ムック



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役にたたない日々 [趣味(本)]

いいわ~、佐野洋子、やっぱ最高だわ。
死んじゃったなんて淋しい。
もっともっとずっとエッセイを書き続けて欲しかった。

去年の11月に亡くなった佐野洋子さんの最期のエッセイ。
あと2年の命と宣告された帰り路、イングリッシュグリーンジャガーを買い、

「あー私はこういう男を一生さがして間に合わなかったのだ」と感じた。シートがしっかりと私を守りますと云っている。 そして余分なサービスは何もない、でも心から信頼が自然にわき上がって来た。 最後に乗る車がジャガーかよ、運がいいよナァ。

と言っている。 でも一週間も経つと、車庫入れが下手な洋子さんのジャガーは
ボコボコになり、その上、毎日カラスがボンネットの上にフンをするのでした。

ちなみに洋子さんは2度結婚し、2度離婚している。
相手の一人は、あの谷川俊太郎らしい。

なんで私、こんなに佐野洋子が好きなんだろう、と考えたら、
なんだか性格的にすごく似ているような気がするんだな。
・・・なんて言ったら、洋子さんにとーっても失礼かもしれないし、
おまえ、自分のことがそんなに好きなのかよ、って言われそうだけど、
でも、そうなんだと思う。

すごく本音ぶっちゃけで口も悪いんだけど、ちょっと小心者の所もあって
後でそんな自分を反省したりするところ、「あるある」って感じですごく笑える。

彼女のエッセイを読んでいたら、私このままでいいんだ、ありのままでいいんだ、
そんなに頑張らなくてもいいんだ、って、なぜがそんなふうに思えてきて
とっても気持ちが楽になるんだな。 
だから、次から次へと読み続けてしまうんだろうな。

役にたたない日々 (朝日文庫)

役にたたない日々 (朝日文庫)




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みちこのダラダラ日記 [趣味(本)]

図書館へ読み聞かせ用の本を借りに行ったら、
先日亡くなった、私の大好きな佐野洋子さんのコーナーが設けられていました。

そこで見つけた本。


みちこのダラダラ日記 (童話パラダイス)

みちこのダラダラ日記 (童話パラダイス)

  • 作者: 佐野 洋子
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 単行本



まずタイトルに引き寄せられました。
「ダラダラ日記」なんて、いい感じ。
さすが佐野洋子。

そして、小学2年生の娘に読み聞かせたのですが、
これまた冒頭から、「☓月〇日、きょうは何もしませんでした。」
ときたから、娘と一緒に笑ってしまいました。

友達とのこと、家族とのことを、取り留めなく、題名通りダラダラと
書きつづっているのだけど、シュールな子供の目線で、出来事や
その時の気持ちが綴ってあり、おかしいような、懐かしいような、
それでいて、時に大人としてハッとさせられたりしながら読みました。

けっこんって、おまんこなんだよ。」という、友達の言葉や、
「何で、頭の毛はまっすぐなのに、おちんちんの毛、ちぢれるの、(略)
 わたし、こんなもの生えてきたら、やだな、きったないもん、(略)
 みちこはつるつるのおまんこのまま大人になるんだ。」
なんて文章もあったりして、ドキッとしましたが、
幸い、娘が「おまんこってなに?」なんて訊かなかったから、
さらっとスルーすることができました。

最後に感動の結末があるとか、教訓めいたものがあるとか
そういうことはまったくなく、最後までダラダラと日常の出来事を
綴って終わります。

でも、娘も私も「おもしろかったね~。」と言って顔を見合わせました。

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ヘルプマン [趣味(本)]

私より一足先にヘルパーの仕事をしている友人が、
「ヘルプマン」というマンガを持ってきました。

子供の頃は、「月刊りぼん」を購読していたし、「ガラスの仮面」も
コレクターの友人のを借りて読んでいたし、自分自身も瞳にキラキラ星が
入った女の子のマンガを描くのが好きだったくらい、マンガ好きだったのに、
中学生になってからだったか、そのあたりでマンガには一切興味がなくなりました。

大人になっても電車などでマンガを読んでいるサラリーマンを見かけると、
幼稚だな~、なんてちょっと軽蔑していたりもしたもんですから、
友人が「面白いマンガがあるから貸してあげる」と言ってきた時には、
「え~、私、マンガ読む趣味ないんだけど・・・」と、正直、迷惑でした。

でも、この漫画は、高齢者介護が題材になっていて、ボリュームごとに
介護虐待や高齢者の性問題などのテーマに絞って描かれていて、
確かに興味のある問題だし、マンガということもあってすぐに読めます。
これから介護の仕事をするにあたって、参考になるようなこともたくさん
盛り込まれています。

ただ、大人として、やっぱりマンガを読んでいる自分というのが
なんだか恥ずかしくて、子供の前では読まないように、借りたマンガも
隠したりなんかして、コソコソと読んでます。

さて、子供が学校に行っている間に、残り4冊を読んでしまうか。

ヘルプマン!(1) (イブニングKC (70))

ヘルプマン!(1) (イブニングKC (70))




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淋しいアメリカ人 [趣味(本)]

桐島洋子さんの生き方に興味をもったので、借りてみました。

淋しいアメリカ人 (文春文庫)

淋しいアメリカ人 (文春文庫)

  • 作者: 桐島 洋子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1975/01
  • メディア: 文庫


この本は、1971年、今から約40年前に出版され、
72年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した作品です。

シングルマザーとしてアメリカで生活していた時の体験が綴られているのですが、
乱交パーティに潜入したり、フリープレスに掲載されている
パートナー募集広告の依頼主と直接会って話を聞きだしたり、
逆に自分自身の広告を出して、応募してきた男性と次々と面会を繰り返したりと、
さすが、やることが大胆です。

読んでいて、この本が40年前に出版されたとは思えませんでした。
なぜなら、ここに出てくる、生活は豊かだけど、自由を謳歌しているんだけど、
それだけでは満たされない淋しい人達が、今この日本にもたくさんいるからです。

きっと私もその一人。

どうしてこうなってしまったんだろう。
これからどうなってしまうんだろう。

貧しくて不自由でも、心豊かに生きていた時代にはもう戻れない、
だけどどこかで歯止めを掛けなければ、もっともっと淋しい人たちが
どんどん増えていく。 でもどうすればいい?

空しさが残りました。






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シズコさん [趣味(本)]

通っている歯医者さんに、佐野洋子さんのエッセイ「覚えてない」という本があって、
行くたびに続きを読んでいるんだけど、すごくおもしろくて、
彼女の事が大好きになりました。

佐野洋子と言えば、「100万回生きたねこ」という絵本を初めて読んだ時、
すごく感動して、勝手にロマンチックな人なんだろうな、なんて思っていたけど、
エッセイで垣間見られる彼女は、とてもあっさりとしていて自虐的なところもあって
とにかくおもしろい。

そんな彼女のお母さんとの葛藤を書いた本が、「シズコさん」。
洋子さんは小さい頃から、母、シズコさんのことが嫌いだったんだけど、
年老いたシズコさんが認知症になってから数年して初めて、
シズコさんの事を好きになれたのだそうです。

もちろん時代背景は違うけれど、私自身と母親との関係ととても似ているところがあって、
多くの部分で共感できました。

私も母の事が嫌いだったし、つい最近まで好きとは思えませんでした。
母が認知症になってからです。 大切な人だと思えるようになったのは。
ずっと、母が死んでも私は泣かないだろうと思っていました。
でも最近、とても弱々しく、そして素直になった母を思うと、
それだけで涙が出てきます。

長年持ち続けた母親に対する嫌悪感から解き放たれた時、
「母さん、呆けてくれてありがとう。 神様、母さんを呆けさせてくれてありがとう。」
という気持ちになったというくだり、本当にそうだなと思いました。

母を許せないでいる自分は、大人になりきれていないような気がしていました。
でも今、私はやっと親の呪縛から解放されたような気がしています。

いいことも悪いことも、人生で起こるすべての事には意味がある。
そうなんですね。

シズコさん

シズコさん

  • 作者: 佐野 洋子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



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わたしが家族について語るなら [趣味(本)]

友人が、「これ、おもしろいよ。」と言って持ってきた本。


わたしが家族について語るなら (未来のおとなへ語る)

わたしが家族について語るなら (未来のおとなへ語る)




桐島洋子さんが、あの世代の人にしては、破天荒な生き方をしてきて、
桐島カレンやローランドの母親であることは知っていたけど、
彼女の本を読むのは初めてでした。

この本は、思春期に入る、小学校高学年から中学生向けに創刊された
「未来の大人に語るシリーズ」のうちの一冊です。

なので、とても読みやすかったです。

いわば、彼女のこれまでの人生をダイジェストにまとめ、
彼女の思う、家族の在り方について語っています。

私自身、無謀な生き方してる、と友人に言われたこともありますが、
なんのなんの、私の無謀さなんて、彼女の足元にも及びません。

仕事をこなしながら、未婚で3人の子供を産み育ててきたのですから、
並大抵の苦労ではなかっただろうに、悲愴感はなく、
強くたくましく、信念を持って生きる姿に、尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。

「自立して自由に生きる」
それは、彼女にとって、当然自然の事。

私は、どうだろう。

自由に生きたい、と思いながらも、経済的には夫に依存し、
自立できてない。

一緒にいても空しいだけの夫に執着心もないのに、
いい夫婦であろうと、努力してる。

しかも、それを、子供のため、などと偽善的な理由をつけて。

やばい。
離婚する勇気が湧いてきた。


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ブチョロビッチョロはどこ? [趣味(本)]

今日は、学校図書ボランティアの今年度最初のミーティングがありました。

息子が入学した年からやってるから、もう4年目。
朝の絵本の読み聞かせや、図書室の飾り付け、新書のカバーかけなど、
楽しみながらやってます。

明日の読み聞かせは、息子のいる4年教室
4年生にもなると、ちょっと小難しい本がいいんじゃないかと、以前は思っていたけど、
やっぱり、何年生になっても、楽しい本が好きみたいです。

朝だしね。
説教くさい本より、単純に笑える本で気持ちをほぐしてあげた方がいいでしょう。

日曜日に図書館に行って、読み聞かせの絵本を何冊か借りてきました。
その中で、タイトルと絵に魅かれて手に取ったのが、「ブチョロビッチョロはどこ?」

チコちゃんに飼われている猫、ブチョロビッチョロは、チコちゃんがあれこれかまって
くるのが鬱陶しい。 それで家出したんだけど、拾ってくれたのは、ブチョロビッチョロ
そっくりのニャンコロビッチという名前の猫を探していたお金持ちの夫婦
ブチョロビッチョロは新しいおうちでの生活がとても気に入っていたんだけど、ちょっと
気になってチコちゃんのうちを覗いてみたら、そこには自分とそっくりの猫がいて、
チコちゃんと楽しそうにしてる。 それを見ると、ブチョロビッチョロは悲しくなって、
結局、チコちゃんのもとに帰って来るんだけど、すぐにチコちゃんのことが鬱陶しくなって
後悔する、というお話。

このロシア風のネーミングにまず笑ってしまった。
そしてチコちゃんのおかっぱ頭、うしろは青く剃ってあって、私の幼い頃にそっくり。
すごい親近感をおぼえてしまった。
なにより、このブチョロビッチョロのふてぶてしさが、いい。
ラストも、チコちゃんのもとに戻って、仲良く暮らしました、じゃない所が、いい。

好きだわ、こういう絵本。



ミーティングの後、ランチのお誘いに後ろ髪を引かれたけど、今日は、
昨日届いた楽譜、「久遠の河」の練習をしたいから断りました。

さて、練習すっか~
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させられる教育 [趣味(本)]

少し前、大阪府の橋本知事が、新採の任命式に君が代斉唱を導入し、

「思想、良心の自由と言っている場合じゃありません。」
「日本国家の公務員ですから歌うことは義務。」

と語ったと、新聞記事にありました。

この人も、石原都知事と同じだな、と思いました。

学校の式典で、君が代斉唱時に起立しない、唄わない等の理由で
教師が処分された、とういうニュースを聞くたび、なにか、末恐ろしい
思いがしていました。

この本は、子供春休みに実家に帰った時、たまたま本棚にあったのを
見つけて読みました。


させられる教育―思考途絶する教師たち

させられる教育―思考途絶する教師たち



広島県の、とある県立高校の校長が、1999年に自殺に至るまでの経緯など、
徹底的に教師を管理しようとする教育行政が教師の心を壊していくありさまを
生の資料をあげながら綴られています。

とても衝撃的ですが、読み進めて行くうち、
「ああ、日本の子供たちが、管理教育のもと、自分の考えをきちんと言えないのは、
 ムリもないことなんだな。」
と、腑に落ちました。

それと同時に、このまま日本はどうなってしまうんだろう、と胸騒ぎがしてきました。
どうにかしなくちゃいけない、でも、どうしたらいいんだろう、何ができるんだろう、
と、やりきれない気持ちで心の中がモヤモヤしています。


 
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トリイ・ヘイデンの本 [趣味(本)]

前回紹介した青木和雄さんの本と同様にこちらも子供を題材にした本。

アメリカ大学留学した当初は、児童カウンセラーになりたくて
心理学を専攻していました。
その時に、友人に勧められて読んだのが、「One Child」
これは、日本では「シーラという子」というタイトルで出ています。



シーラという子―虐待されたある少女の物語

シーラという子―虐待されたある少女の物語




トリイ・ヘイデンは、日本でいう特別支援教室の先生。
その彼女の教室にやってきた女の子は、6歳の時、3歳の男の子を木につるして
火をつけたという衝撃的な事件を起こしたシーラという名の子。
親に捨てられ、叔父に性的虐待を受け、すさんだ心を持つシーラが、徐々にトリイに
心を開いて行く過程が書かれています。 これは実話に基づいています。

この話には続編があります。原題は「The Tiger's Child」、邦題は「タイガーと呼ばれた子」

タイガーと呼ばれた子―愛に飢えたある少女の物語

タイガーと呼ばれた子―愛に飢えたある少女の物語

  • 作者: トリイ ヘイデン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 単行本


「シーラという子」を読んだら、絶対にこの続編が読みたくなります。

他にもトリイは、経験をもとにした本を何冊も出していて、どの本も、
問題児とされている子供たちの凄まじいエピソードの数々に衝撃を受けます。

彼女のHPはこちら↓
http://www.torey-hayden.com/japan/the_booksj.htm
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青木和雄さんの本 [趣味(本)]

「ハッピーバースデー」はドラマ化されたことがあるらしいので、
ご存知の方は多いと思います。


ハッピーバースデー 命かがやく瞬間(とき) (フォア文庫)

ハッピーバースデー 命かがやく瞬間(とき) (フォア文庫)

  • 作者: 青木 和雄
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本


私は、3年くらい前に友達に薦められて読みました。
本を読んでこんなに泣いたのは初めてというくらい泣きました。
母と娘の関係というのが身近だったからかもしれません。

この所、また別の友達に薦められて、というか勝手に貸してくれて、
イソップ」「Help」「ハードル」と、3冊、青木和雄さんの本を読みました。
ジュニア向けの本なので、すぐに読めます。


イソップ―True Friends (ハートウォームブックス)

イソップ―True Friends (ハートウォームブックス)

  • 作者: 青木 和雄
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本



HELP!キレる子どもたちの心の叫び―青木和雄のカウンセリングファイル

HELP!キレる子どもたちの心の叫び―青木和雄のカウンセリングファイル

  • 作者: 青木 和雄
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本



ハードル―真実と勇気の間で (ときめき文学館)

ハードル―真実と勇気の間で (ときめき文学館)

  • 作者: 青木 和雄
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本



さすがカウンセラーというだけあって、子供の心の動きをよく捉えていますが、
彼の本は、子供の気持ちを傷つけてしまう親の立場にも優しい視線を送っています。

彼の本を読んで、いつも思うのは、悪いのは子供じゃない、っていうこと。
もともと悪い子なんてこの世にはいないはずなのに、彼らの心を傷つけ、
歪めてしまうのは、心ない大人達の言葉や態度なのです。

大人たちの言動で自分が子供のころに傷ついたことを思い起こさせ、
そういうことを、今の子供たちに二度と繰り返してはいけない、と
あらためて気付かされます。

子供の頃の気持ちを忘れてしまった大人たちにお薦めです。
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へヴン~川上未映子 [趣味(本)]

友達の家に行った時、たまたま見つけたのを借りて読みました。


ヘヴン

ヘヴン

  • 作者: 川上 未映子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/02
  • メディア: 単行本




ストーリーに引き込まれ、一気に読めました。

私はいじめたことも、いじめられたこともない(と思っている)ので、
この物語に登場する子達の、いじめる側の論理もいじめられる側の論理も
よく理解できません。

いじめる側が言うように、理由などなく、たまたまターゲットになっただけだ
というのは違うような気がします。
やはり、ターゲットになるには、なにか理由があって、でもその理由は本当に
些細なことだったり、誤解だったりするんじゃないかと思います。

いじめられる側が、抵抗もせず、親や教師に救いも求めないのは、
読んでいてとてももどかしかったです。
でも実際、そうやってやられっぱなしでいるしかないと考えて
耐えている子達がいるんだろう、と思うととても切なくなります。

いじめるのは優越感に浸りたいからなんじゃないかな。
もしかしたら家で親から誰かと比べられて劣等感を持っているのかもしれない。

弱い者いじめは卑怯でカッコ悪い、ということをもっと
世の中に浸透させなければいけないと思います。

でもどんなことを言ってもただのきれいごとに過ぎず、
実際自分に何ができるかと言ったら、我が子を守ることだけかもしれません。

なんだか空しくなりました。




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お気に入り絵本 [趣味(本)]

息子が幼稚園のころから毎晩、一緒に布団に入って絵本を読んでいます。

最近は息子の方は、絵本より物語の方がいいらしく、
私が娘と一緒に絵本を読んでいる横で、三国志やら水滸伝
なんかを読んでいます。

水滸伝は、ジュニア版では飽き足らず、大人が読むような、
小さい字で漢字に読み仮名がついてないようなやつを
10巻まで読み終わったっちゅーからたいしたもんだ。

「おもしろいからお母さんも読んでみて」、

と言われてちょっと読んでみたけど、
登場人物が多くて覚えられずに、数ページで私はギブアップ。[ふらふら]

おとといくらいから「ソフィーの世界」を読み始めて、もう半分くらいまで
読んで、おもしろいって言ってるから、恐るべし3年生。

そういえば彼は幼稚園年長くらいから、絵本より図鑑を読みたがって、
私は重たい図鑑を、腕をプルプルさせながら読んだものだわ。

よく絵本を読みながら私の方が眠りに落ちてしまって、
顔の上に絵本落としたりなんかしてたんだけど、
この図鑑だけは落としたら大変なことになると思って気合い入れて読んだのでした。

そうそう、不思議なのは、ウトウトしながら読んでると、
ぜんぜんそこに書いてないことを読んでる、というか、言ってるんだよね~。
無意識に自分で話を作ってる。
で、我にかえって、「いったい私は何を言ってるんだ」と思うのです。
きっと夢の世界に足を踏み入れかけてるんだろうな。

子供たちの通ってる小学校でも絵本の読み聞かせをしているので、
時々図書館に絵本探しに行きます。

そこで最近見つけた本で、すごく気に入ったのがあったので、
思わず買っちゃいました。

一冊は「おこだでませんように」

おこだでませんように

おこだでませんように



これは、もう、何回読んでも泣けます。
注文したのが今日来たんで、読み返したんだけど、やっぱり泣いてました。[もうやだ~(悲しい顔)]

小学校1年生の男の子が学校でも家でもいつも怒られてる。
それで七夕さまのお願いに「おこだでませんように(おこられませんように)」
って書いた、っていうストーリーなんだけど、なんだかとっても切なくなるんです。

男の子の気持ちが痛いほどわかる。
なのに、自分だって我が子に怒ってばかりの時がある。
もっと優しく注意してあげよう・・・と、読んだすぐ後には思うのです。

そしてもう一冊は「へんなの」
へんなの

へんなの

  • 作者: 中山 千夏
  • 出版社/メーカー: 自由國民社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本


これは、男だ女だ、とこだわるのはおかしいよ、海の中の生き物を見てごらん、
といって、魚たちのおもしろい習性を紹介してるんだけど、
今のところ、2年生と1年生で読んだら、みんな、すごくおもしろがってくれて、
内容的にもとても納得できるものだし、絵もダイナミックでインパクト
あるから、これから全学年で読もうと思っています。
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